暮らし 入魂の記事ピックアップ

夫との馴れ初めと大好きな祖母の話

投稿日:2018年5月19日 更新日:

ある日夫に何気なく「芸能人で幸せそうな人って誰?」って聞いてみた。

夫「うーん、ヒロミとか中尾彬?あとDAIGO!」
うま「なんで?」
夫「おしどり夫婦で有名じゃない?」

 

30半ばの仕事盛りの男としてはやや日和ってる回答ではあるが激しく同意する。そう、わたしも、家族仲良く洗濯物がからっと乾くだけで幸せを感じる小市民なので。

 

夫との出会い

夫のことを少し書いてみます。

夫って呼びづらいので(いやいや一文字やん)ニックネームつけます。

今日義実家泊まってるんだけど、義実家にあったジャージがめっちゃケツにぴたっとしてて、わたしずっとケツピタって呼んでたんでケツピタにします。以後お見知りおきを(お尻だけに)

 

出会いは職場でわたしの一目惚れだった。

ハツラツとした人々の中で一人、陰気なオーラを出しうつむいていたケツピタにシンパシーとときめきを感じた。

 

わたしの辞書には「片想い」という言葉はないので、好きだと思ったらすぐに伝える。だめなら波のごとくさっと引く。

職場の飲み会で早速、


うま「わたし初めて見た時からいいと思ってたんですよ!」

ケツピタ「え、そうなんですか!?

~中略(小一時間ほど)~

じゃあ…僕とお付き合いして頂けるんですか?」

って感じでお付き合いが始まる。

 

わたしは雰囲気も顔も全部好みだったけど、地味だからモテるタイプでもなく、まさかの彼女いない歴=年齢。当時32歳。

 



素朴で純粋だったケツピタ

  • 交際することを決めた飲み会の最中「えっと、欲しいものある?」と聞いてきたケツピタ。

ケツピタ「バッグとか…お財布とか?」
うま「なんで?」
ケツピタ「…お付き合いしたら女の人に何かプレゼントするものかと」

 

  • 初めてのドライブデートは山の上からの夜景だったベタなケツピタ。(2回目はスカイツリー)

 

  • 初めてフレンチ食べに行った時、食べ終わったお皿とパン皿をわきに寄せて重ねていたケツピタ。

 

  • わたしが「今日友達とジョナサンでランチしてきた」と言うと、「いいねぇ!ジョナサン!おっしゃれ~」と言うケツピタ。

 

 

わたしの人生を変えてくれたケツピタ、そして祖母への想い


ケツピタに出会う数年前のわたし、休みの少ない仕事で心と体を壊したり、結婚も1度失敗し、20代後半は正直ズタボロだった。

今振り返っても、後にも先にもあの頃ほどどん底の時期はない。

 

紆余屈折経たけど、行き着く先というか、今楽しく暮らしてればそれでいいんだって思う。
両親にも兄弟にも祖母にも心配かけたけど、今孫を連れて帰省して楽しく笑えるから過去はもう過去だ。

 

 

心残りがあるとすれば認知症になる前の祖母に息子の存在を知らせたかった、こんなわたしがちゃんと結婚してそれなりに幸せに暮らしていることを伝えたかった。

わたしが心を壊し、結婚に失敗し、人生で一番のどん底だった時から祖母の心は遠くに出かけたきりまだ帰ってこない。生まれた時から一緒で、わたしの幸せを一番に願ってくれていた祖母の記憶の中で、わたしはどん底の姿で止まっている。

 

 

1度目の結婚の時、結婚式の前日わたしの手を握って「幸せになれ!」と涙をためていた祖母の所へタイムスリップして「ばあちゃんごめんねー!明日結婚する人とはさー、まぁ色々あって1年で別れちゃうけど数年後とびっきりダサいけどとびっきり優しい男と結婚してとびっきり可愛い息子が産まれるからさ!許してよ!!」って伝えたいよ…

 

 

でも今全く誰のこともわかっていない祖母だけど、会話もできない祖母だけど、でも、でも、全部わかってるんじゃないかなって思う気持ちもあるんだよね。

 

考えてもわからないことは自分に都合よく決めてしまった方幸せ。何事も前向きに考えていた方が、出来るだけ前向きな言葉を使っていた方が事態はいい方向へいくとわたしは思う。

 

そして、例え全て忘れてしまったとしても、思い出までなくなってしまうわけではないってこと。
楽しくて、嬉しくて、祖母と一緒にいたあの温かい日々までなくなってしまったわけではないってこと。

祖母の中にもその事実ははっきり残ってるし、もちろんわたしにもはっきり残り、そして思い出はこれからもずっと一緒だ。

 

 

 

 

 

祖母や両親からもらったような愛をわたしも息子に注ぐし、生きているうちに両親にも還したい。実母を大事にするということは、実母の親である祖母への孝行にも繋がると最近気づいたから。

 

 

 

 

わたしは今日も明日も可愛い息子と優しい夫と温かい家庭を作っていくため努力する。

負けるな産後クライシス。負けるな、離乳食(遠い目)。

 

 

 

 

 

 

こんなわたしを選んで生まれてきてくれた宝物。
宝物に初めて会った祖母が、一瞬見せた昔の優しい笑顔を思い出に。

 

 

 

 


 




-暮らし, 入魂の記事ピックアップ

Copyright© おもちが笑えば , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.